札幌市から国道275号を通って北に向かうと小一時間ほどで当別町に入る。
南北に細長いこの町は、有名な観光地ではないものの田園風景のきれいなのどかな景色の町である。
そんなのどかな田園風景の始まりを記念する碑があるのだ。
この地は道央の稲作の歴史でもかなり早くから開拓していた場所らしい。雪の多い地方なのでさぞかし難儀したことだろう。
今では広大な田園地帯だが、明治の初めころはここが稲作の北限だったそうだ。
付近に観光地はないがのんびりドライブするには快適な道だ。
さてもう一つの記念。
当別町には住宅メーカーのスウェーデンハウスが開発したスウェーデンヒルズという住宅地がある。
これは昭和50年代に当別町の開発の一環として一部上場企業のトーモクや三菱地所が絡んで住宅メーカーを設立し、今では全国的な企業となったものだ。
そもそもは当別を訪れたスウェーデン人が当別とスウェーデンが似ていると口にしたのがきっかけのようだが、ここまで成長するとは思わなかっただろう。
この開発がきっかけで当別はスウェーデンのレクサンド市と姉妹提携を結び、スウェーデン国王まで訪れる大事となったのだ。
スウェーデンヒルズではスウェーデンとの文化交流の場所やイベントなんかもあるようだ。
そんな交流の始まりを記念した公園が町の一角にある。
レクサンド記念公園・・・そのままである。
お祭りなんかがあると賑わうようだが普段は静かな公園である。
遠くに見えるのは札幌、北区方面か。
スウェーデンの象徴?ダーラナヘストっていうらしい。
あ
アップだとこんな感じ。元々は子供の玩具だったのが伝統工芸に。赤べこみたいなもんだろうね。
あんな寒そうなところに地球上で人類が最も早く住んだっていうのは意外。
でも寒いから衣食住が発展するっていうのはわかるかな。
温暖な地域だと何も考えなくても生きていけちゃうかもな。