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幌加内町朱鞠内湖 - 極寒の蕎麦の町と人造湖 -

秩父別町の道の駅を出発し、深川市を通って幌加内町へ向かう。

 

wikipedia:幌加内町

人口1500人ほど、南北に長く、人口密度は日本一低い町である。

四方を山に囲まれ、多くの市町村と隣接しているものの交通の便はあまり良くない。

かつては深名線という鉄道が通っていたり、名羽線という路線も建設されたが開通には至らず、国道の整備と共に鉄道は姿を消した。

 

内陸の盆地であり寒暖の差が激しく、特に冬は-41.2℃と戦後最低気温を記録したこともある。想像もつかない寒さだ。

 

そんな気候を利用して、そばの作付面積・収穫量が日本一と文字通りそばの町である。

 

有名なお店もいくつかあるようだが、この日はまだ開店前だったので市街地はスル―。

 

国道275号をひた走る。

 

途中道の駅で一休みするが、こちらもオープン前なのでトイレのみ。

 

以前にここでそばを食べたことを思い出す。

その時は十割そばを食べようとしたが、ぎりぎり時期外れで食べることができず。

いつかリベンジせねば。

 

そして向かったのは幌加内町北部の朱鞠内湖

 

ここは日本一大きな人造湖である。

人口が少なく、少し寂しい印象の幌加内町だが日本一のものがけっこうあるのだ。

 

昭和18年に工事は完了したが難工事で殉職者も多かったようだ。

当時は王子製紙林業資源&電力確保が目的だったとのこと。

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現在の管轄は北電。ダムカードはないっす・・・

 

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相当入り組んだ地形のため、全貌を見渡せる場所はない。

島もたくさんあるようだ。

 

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 逆光になってしまったが巨大な慰霊碑が鎮座している。

難工事のうえ、気候も厳しく本当に大変な作業だったのだろう。

 

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 衆議院議長さんの像。

名羽線建設の陳情を聞き入れ、着工に尽力したらしい。

朱鞠内湖の過酷な労働を強いたわけではないそうだ。

 

冬はワカサギ釣りで有名な湖。

現在は湖を1周できる道路は通行止めで、東側を走る道路しか開通していないが往時は深名線が湖の西側を通って名寄へ向かっていた。

 

今では湖の西側に住む人はなく、鉄道の遺構も朽ち果てて、自然に帰っているのだろう。