空から日本を見てみようシリーズ。
今回は琵琶湖。
滋賀県に位置する日本最大の湖だ。
人口は140万人ほど。古来より陸運・水運の要衝として発展してきた。
現在では京阪地区のベッドタウンとしても機能しており数少ない人口増加県である。
番組は県庁所在地の大津市からスタート。
人口は35万人。7世紀に天智天皇が近江大津宮を都と定めて以来1300年の歴史を持つ町である。琵琶湖の南から西側に沿って南北に細長い。
戦災や自然災害が少なく文化財が多く残っている町である。
などなど神社仏閣は枚挙にいとまがない。
また、東レ創業の地であり、日本電気硝子やオプテックスなど1部上場メーカーの本社があるように工業地域としての側面も併せ持つ町である。
琵琶湖の東側を北上し、草津市へ。
人口は14万人。県下第2位で人口密度は県1位である。
宿場町として栄え、織田信長が堺、大津と共に押さえた都市である。
現在でも琵琶湖南側の商業の中心都市となっている。
工業も盛んで、大企業の工場も多く、一部上場のタカラバイオの本社もある。
続いて守山市。
人口は8万人。672年の壬申の乱が起きた場所である。
宿場町として栄え、現在ではベッドタウン的な色合いが強い。
さらに北上し、野洲市へ。
人口5万人。2006年に高校サッカー選手権でセクシーフットボール旋風で優勝した公立の野洲高校がある。
卒業生には現在スペイン・エイバルで活躍中の乾貴士がいる。
最後は近江八幡市。
人口8万2千人。
近江商人発祥の地である。
織田信長が安土城を建造した。現在城跡は桜の名所になっており、復元天守も近くに展示されている。