今回の地球絶景紀行はタンザニアのンゴロンゴロ。
キリマンジャロ国際空港から最初に向かったのは、高原の町・アルーシャ。
国立公園の玄関口であり、タンザニアの独立やルワンダ内戦の休戦協定など国際会議が幾度も行われた地である。
そして向かったのはンゴロンゴロ自然保全地域。巨大なクレーターの内部にある平野。
カルデラ地形によって外界と遮断され、動物の楽園となっている。
ライオン・ヒョウ・ゾウ・サイ・バッファローのビッグ5を全て見ることができたらお慰み。
クレーターの原因となったのは火山の噴火。今でも活動を続けるオルドイ・ニョ・レンガイへ向かう。
世界で唯一黒い溶岩を吐き出す火山。マサイ族の人々は神の山と呼ぶ。
2008年にも噴火があり直径300mの噴火口ができた。
いずれはンゴロンゴロのように巨大なクレータとなって新たな動物の楽園となるのだろう。何百年、何千年後かもしれないが。