江差町 ― 江戸にもない五月 ―

今日は江差町について調べてみた。

wikipedia:江差町

 

人口約8000人。

檜山総合振興局の所在地である。

国道227号・228号・229号が交わる場所である。 

 

 

 

道の駅は道内で5番目に登録された。

小さな道の駅であり、キオスクくらいの売店とトイレがあるくらいだ。

特徴と言えば海岸沿いにあるため、眺め(特に夕日)がすばらしいこと。そして江戸時代に実在したと言われるとんちの名人・繁次郎の像が建てられていることだろうか。 

 

 

過疎化が進み、振興局所在地としては唯一札幌への直通交通機関が存在しない。

 かつては鉄道江差線の終着駅の江差駅が存在したが2014年5月に廃止された。

 

また、奥尻島へのフェリーがハートランドフェリーによって運航されている。

 

町のシンボルは陸繋島の鴎島と瓶子岩、そして幕末の軍艦開陽丸である。

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カントリーサインにも瓶子岩と開陽丸が描かれている。

 

こちらを訪れた時の様子は

http://kamonji224.hatenablog.com/archive/category/%E6%B1%9F%E5%B7%AE%E7%94%BA   にて。

 

 

函館市松前町と並んで道内で最も早く開けた地域であり、江戸時代には鰊の漁場や北前船の交易などで栄えた。江差の五月は江戸にもないと呼ばれるほどであった。

現在では漁業と観光が産業の中心である。

 

江戸末期から大正時代頃までの建物を保存、復元した街並みを「いにしえ街道」と名づけ散策路として整備している。

車を停めて小一時間ほど歩き、お店にふらりと入ってみるのが良いだろう。

 

また、明治3年創業の和菓子屋、五勝手屋本舗の羊羹は金時豆が原料である。(全国的に見ても珍しい)道内各地で販売されているが、江差の本店には限定商品も販売されているため、ファンは必ず訪れるべきである。