西岡公園 ― 札幌の水源地 ―

今日は豊平区の西岡公園を散歩してきた。(ほんのちょっと)

 

 

 

明治時代に月寒川をせき止めて陸軍の水道施設として整備された。

戦後は札幌市が月寒水道として経営していたが昭和46年、白川浄水場の建設によりその役目を終えることとなった。

現在は水辺の公園として付近の住民の憩いの場となっている。

 

3月のこの時期ではまだまだ雪に埋もれている。

遊歩道は除雪してあり、散歩している人や写真の撮影をしている人が幾人かいた。

 

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貯水池も雪に覆われている。

 

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取水塔。国の登録文化財である。

トタン屋根でレンガ積みの洋風なデザインだ。

 

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貯水池の下流には小川が流れていて

 

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ホタルの生息地であるそうだ。

 

この公園は公的な研究施設である羊が丘に隣接しており、自然が豊かである。

 

ホタル以外にもキツネ、ウサギ、リス、モモンガ、タヌキ、テン、イタチなど定番の動物から珍しい動物まで生息している。

 

貯水池の上流は湿地帯となっていて魚や昆虫、鳥類に植物も多様な生態系を築いている。

 

ここはキャンプ場も隣接しているのだが、青少年キャンプ場ということで子供の団体利用を目的に作られたらしい。

 

虫の少ない季節に一回りしてみたくなった。