地球絶景紀行。今回はフィンランドでオーロラをハンティング。
首都はヘルシンキ。人口は530万人ほど。
面積は日本よりやや小さい。
かつては資本主義でありながら、ソ連の影響下にあった。
現在ではその立場を利用し、東西貿易の窓口としての地位を築き、世界でも有数の生活水準となった。
東京からヘルシンキへの直行便は10時間半。最も近いヨーロッパともいわれる。
まずはコリ国立公園へ向かう。
フィンランド最高の展望ともいわれる。
900㎢にも及ぶ巨大な湖(フィンランド4位だが)のピエリネン湖に浮かぶ無数の島々を眺めることができる。
展望台までのルートはややきつめの散策路。できるだけ歩きやすい靴が良いだろう。
道中の森の中も日本とは違う風景を楽しむことができる。
続いてフィンランド北部のロヴァニエミへ向かう。
町の中心から8kmほど北に行くとサンタクロース村がある。
フィンランド最大の観光スポット。サンタさんに手紙を出すとここから返事が届くのだ。
第二次世界大戦によって町は破壊されてしまったが、フィンランドの著名な建築家アルヴァ・アアルトらによって復興を遂げた。
この町でもオーロラを見ることは可能だが、さらに北上することに。
サーリセルカという小さな町へ向かう。
小さな町のため、すこし歩くとオーロラ観測スポットにたどり着ける。
そして、ついにオーロラを見ることができた。
オーロラの仕組みは完全にはまだわかっていない。
ただ、北極と南極の共役点と呼ばれる場所で同時に起こっているそうだ。
極寒の中、数時間待ってでも見る価値のある不思議な光景である。