世界ふれあい街歩きシリーズ。
まずは福建省について
中国の南部、沿岸地帯に位置する。
人口は3700万人ほどで、略称を閩(びん)と称している。
山地が多かったため、海外へ移住する者も多く、福建省をルーツに持つ華僑は多いようだ。
日本とのつながりについては
Amazon CAPTCHA:司馬遼太郎「街道をゆく 閩のみち」
に詳しい。
烏龍茶の産地としても知られている。
今回は福建省第二の都市、アモイへ向かう。
明の時代から貿易で栄えた港町である。
アヘン戦争後イギリスに占領され、共同租界となり外国商館が建ち並ぶ町となった。
特にコロンス島には領事館が置かれ、現在でも観光地として名高い。
コロンス島を臨む。
鄭成功の像。
明の滅亡後、再興を願って清に抵抗し続ける。
その後は台湾に逃れ、台湾の開発の基礎を築いた。
明の復興はかなわなかったが、台湾に駐留していたオランダ軍を打ち払うなどしたため、台湾では英雄の一人とされいてる。