江別でも遊ぶ ― 河川防災ステーション ―

昼食をとった後、泉の沼公園を出て家路につく。

 

途中でちょっと寄り道。

 国道12号線沿いにある江別河川防災ステーション。

石狩川千歳川の合流地点近くにある施設だ。

少し北に行くと夕張川と石狩川の合流地点もある。

 

そもそもは避難場所や水防資器材の備蓄を目的として建てられた施設である。

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しかし、広い駐車場に敷地内の農産物直売所、きれいなトイレとドライブやツーリングの休憩に適した施設となっている。

道の駅にかなり近い役割も果たしていると言えるだろう。

 

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こんな掲示もあって、北海道屈指の大河である石狩川の歴史について学ぶことができる。

わりと近年まで河川の反乱は道内のあちこちで共通の悩みであったようだ。

 

1Fでは河川の現情報を閲覧できる。また江別の特産の焼き物が展示されていたりする。

吹き抜け部分にはこんなものも。

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明治から昭和にかけて石狩川で活躍していた蒸気船上川丸である。

人や荷物の運搬に駆けずり回っていたようだ。

 

結構大きいので下からも横からも全貌をカメラに収めることは不可能であった。

 

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2Fには当時の様子がジオラマで展示してあった。

鉄道用の橋はすでに通っている。また、川をつかって木材を運搬していたようだ。

 

 

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3Fは展望台になっていて石狩川と美原大橋を眺めることができる。

 

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あちらに見えるのは王子製紙の関連工場か。

あの辺りは住所も江別市王子と名づけられている。

 

王子製紙と言えば苫小牧が企業城下町として有名であるが北海道で最古の工場はこの江別工場だそうだ。