地球絶景紀行。今回はデンマークを巡る旅。
人口は570万人。面積は4万3千㎢の小さな国だ。
地図からわかるように、ドイツの北部にあるユトランド半島とその周りの島々で構成された国である。
自転車による移動が普及しており、専用道路も良く整備された都市である。
そのシェラン島の北部から旅はスタート。
16世紀から17世紀にかけて建てられたフレデリクスボー城。
在位60年に渡ったクリスチャン4世の居城である。
バラス湖に浮かぶ小島の上に建設されており、北欧では最大のルネサンス建築ともいわれる。
城の裏手には大規模なバロック庭園が隣接している。
続いては西のフュン島へ。
島の中心のオーデンセ市は童話作家のアンデルセンの出身地である。
市を代表する建物である聖クヌーズ修道院の側にはアンデルセンが子供の頃に過ごした家が復元されている。
また、それとは別にアンデルセン博物館も市内に建てられている。
旅の最後は北にあるサムソ島。
風力発電と太陽発電のみで島の電力をすべて賄う試みを行っている。
環境先進国のデンマークを象徴するようなコミュニティであった。