2013年8月20日放送の空から日本を見てみよう。
2017年には大地震の被害にあったところである。
スタートは熊本市
人口は70万人超
九州では3番目に人口が多い都市で2012年に政令指定都市となった。
戦国時代は国人が乱立していたが、秀吉の九州平定後は佐々成政が封ぜられるも国人衆を治めきれず改易となる。次いで熊本城主となった加藤清正はよく統治し今でも尊敬されている。
そして江戸時代以降は細川氏の城下町として栄える。
明治時代以降は地理的に九州の中心に近いということもあって、国家機関などが多く置かれ軍都としても発展した。
現在でも行政機関などは多く、九州の主要都市手としての地位を保っている。
中央区は人口約18万人
市の中心部であり、県庁所在地や市役所などの行政機関にオフィス街が並ぶ。
また熊本城や細川氏が築いた大名庭園である水前寺成趣園に上通・下通の繁華街など観光の中心でもある。
地震前の熊本城
続いては東区
人口は最も多く18万人を超えている。
自然豊かな江津湖に、その一部を埋め立てた動植物園。そして幕末の思想家横井小楠記念館などが名所である。
次は西区
人口は約9万人。
九州新幹線、鹿児島本線、豊肥本線の主要駅である熊本駅が位置する。
JRの他に熊本市電や熊本電鉄の駅もあり、さらにはフェリーの発着する熊本港も属する交通の要衝である。
次は南区
人口は13万人弱
2008年に富合町、2010年に城南町と合併し、それぞれ南区域となった。
旧城南町の隈庄城は南北朝時代から記録の残る古い城であったが、最後の領主小西行長の死後は廃城となった。今は公園となっている。
最後は北区
人口は14万人ほどである。
2010年に合併した旧植木町を含む。
一気に高森町へ
人口6千人ほど
南阿蘇地方の中心であり、南阿蘇鉄道で南阿蘇村と結ばれている。
かつては高千穂線と結ぶ計画があったが、トンネルから地下水が噴出し、建設中止になった。その跡を活用し、公園に整備されている。
一方高千穂線は台風の被害で2008年に廃止となってしまった。
グリーンツーリズム型の観光が主となっている。