今回は2011年2月18日放送の地球絶景紀行。
メキシコの神秘の泉を訪れた。
最初に向かったのはメキシコ有数のリゾートビーチ・カンクン
ユカタン半島の先端に位置し、ダイビングやクルージングなどを目的の観光客で賑わっている。
ユカタン半島はメキシコ、グアテマラ、ベリーズにまたがり石灰岩からなる台地。
雨は土中にしみこみ、地下水脈として流れる。
マヤ文明の遺跡も多いことから、カンクンは見学ツアーの拠点にもなっている。
最も有名なのはジャングルの中に佇むチチェンイッツア遺跡
ピラミッドや神殿などの遺跡が密集している。
ピラミッドは高さ24m。364段の石段と最上部の神殿の1段を合わせて365段。
つまり、1年を表し、暦として使用していた様だ。
カンクンから海沿いに南下すると、マヤ文明の貿易港だったシカレやシェルハ。
そしてマヤ文明最後の都市で、沿岸部でもっとも遺跡の保存状態が良いとされるトゥルム。断崖絶壁の上に神殿や宮殿などを中心に建造物が並ぶ。
そして最後に訪れたのがユカタン半島に3000以上あるというセノーテ。
セノーテとは石灰岩地帯の陥没穴に地下水が溜まってできた天然の井戸、泉である。
まさに神秘の泉。眺めるだけでも絶景だがシュノーケリングやダイビングも可能なので訪れることがあれば必ずやってみたい。
観光地になっているセノーテはいくつもあるので、遺跡と共に行ってみたいものだ。