今日は興部町(おこっぺちょう)について調べてみた。
人口は4千人弱。
酪農、林業、漁業を基幹産業とする。
カントリーサインも牛がホタテを持っている。
足元に咲いているのはハマナスだろうか。
オホーツク海に沿って南北に走る国道238号とオホーツク海と内陸部を結ぶ国道239号が交差する町である。
かつては名寄本線と興浜南線が交差する交通の要衝でもあった。
かつての興部駅は道の駅に姿を変えた。
町の中心部にある広い公園とキハ22を改造した簡易休憩・宿泊所に国鉄時代の資料を展示した鉄道博物館も設置されている。
町内にいくつかある駅跡はほぼ遺構も残っていない。
住宅街の中に公園となったところがひとつふたつある程度である。
鉄道がなくなり、人口も減少の一途をたどる興部町にあって主要な産業はやはり酪農である。
町のシンボルともいえる建物、通称モーモー城もカントリーサインに描かれている。
正式名はオホーツク農業科学研究センター。真面目な研究施設なのだが、外観は欧州のお城を彷彿とさせる。自由に見学できるわけではないが、丘の上にあり遠目から撮影するだけでも絵になるだろう。近くから町を見下ろすこともできる。
特に有名な観光施設があるわけではないが、大正時代の歴史的建造物である米田御殿や興部川筋に広がる興部公園などは訪れる価値があるだろう。
流氷を近くで眺めるには沙留岬がベストスポットか。