今日は2011年4月15日の地球絶景紀行で訪れたイグアスの滝について調べてみた。
ブラジルとアルゼンチンの国境にまたがっている世界最大の滝である。
今回はアルゼンチン側から訪れた。
イグアスの滝は北東部のブラジルとパラグアイの間に突き出たミシオネス州内にある。
面積は小さいがパラナ川、ウルグアイ川、イグアス川と南米を代表する大河を抱え、熱帯雨林も豊富で自然に溢れた地である。
イグアスの滝周辺は国立公園となっており、オセロット、ジャガー、アメリカバクなど希少品種も生息する場所だ。
イグアスの滝は1000kmを越えるイグアス川の下流部で全長4km、最大落差80mになる。
大地が咲けたような地形で、低音が鳴り響くことから悪魔の喉笛とも言われている。
地殻変動で断層ができ、川の流れが変わり落差もできたことでこのような巨大な滝ができたらしい。
写真で見ても若干恐怖を感じるレベルである。
展望台もギリギリまで行けるし、ボートで滝つぼにアタックするツアーもあるので滝ファンは必ず訪れるべきである。
なお、上流のブラジルとパラグアイの国境付近にはイタイプダムというコンバインダムがあり、両国向けに水力発電を行っている。パラグアイに至ってはこのダムの発電だけですべての電力を賄えるらしい。
上流にそんなダムがありながらこの水量である。
スケール広すぎ。