地球絶景紀行 ― アリゾナの荒野の芸術 ―

今日は2016年6月3日放送の地球絶景紀行で紹介されたアメリカのアリゾナ州について調べてみた。

最初はアリゾナ州の州都、フェニックスを訪れる。

1867年に創設された新しい都市であり、コロラド川電源開発を行い、ルーベルト・フーバー・クーリッジなどのダム建設によって無尽蔵の電力を誇る。

 その結果航空機、機械、半導体などの産業が発展する。

特に広大な土地、安い税金、精密機械に適した温暖で乾燥した環境を生かして1990年ごろからはシリコンデザートと呼ばれるほど企業が流入し始める。

 

砂漠のど真ん中にあり、郊外には至る所にサボテンが育ち市のシンボルになっている。

また、グランドキャニオンなどの観光地も多いため観光都市の顔も持つ。

 

続いて訪れたのはアンテロープキャニオン

フェニックスの北東にあるナバホ族の自治地帯に位置する。

鉄砲水や風雨が砂岩を浸食してできたスロット・キャニオンと呼ばれる幅の狭い渓谷である。岩が流れるような独特のなめらな形が特徴で、写真撮影の人気が高い。

f:id:kamonji224:20180215223723j:plain

 

最後に向かったのはアリゾナ州最北部、ユタ州にもまたがるモニュメントバレー。

テーブル型の台地であるメサや浸食の進んだ岩山ビュートが点在する。

まるでモニュメント(記念碑)が並んでいるような景観からこの名がついた。

f:id:kamonji224:20180215224813j:plain

 

遺跡が多数発掘されているが、先住民は1300年頃に姿を消したとみられる。