空から日本を見てみよう ― 水戸市~ひたちなか市 ―

今日は2014年1月14日放送の空から日本を見てみようで紹介されいた茨城県水戸市ひたちなか市について調べてみた。

まずは水戸市から

wikipedia:水戸市

 

 人口は約27万人

茨城県の県庁所在地である。

 

茨城県の中部に位置し、関東平野に属する。

市内の那珂川沿いは低地であるが、それ以外はほぼ台地となっている。

那珂川の水運の戸口であったことから水戸という地名が付いたと言われている。

 

戦国時代には佐竹氏の領地であったが、関ヶ原の戦い後秋田へ転封される。

変わって徳川家康の十一男、頼房の居城となる。

水戸黄門水戸光圀、幕末に活躍した徳川斉昭が特に有名である。

 

水戸城跡は水戸駅の目の前にあり、天守は現存しないものの、遺構は国の史跡に指定されている。また藩校弘道館徳川斉昭によって三の丸に作られ、こちらも史跡となっている。一帯は公園にもなっており、梅の名所でもある。

 

同じく斉昭が作った日本庭園が現在の偕楽園公園である。

千波湖に面する七面山を切り開いて弘道館で文武を学ぶ藩士や、一般の領民も楽しめる場所として偕楽園という名を付けたと言われる。

都市公園としてはニューヨークのセントラルパークの次に広い面積を持ち、日本の三名園でもある。

こちらも梅の名所であり、3千本の梅が植えられている。

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またアジサイの名所である保和苑と愛宕山古墳、水戸芸術館、江戸時代から続く用水路備前掘、巨大な妖怪ダイダラボウ像の大串貝塚ふれあい公園、日本初の上水用ダムである楮川ダムと森林公園を併せて新水戸八景と呼んでいる。

歴史好きなら徳川ミュージアムなどもお勧めだ。

横山大観の出身地でもある。 

 

続いてひたちなか市

wikipedia:ひたちなか市

 

 人口は15万人超

関東平野に属する。太平洋沿岸の低地と那珂台地と呼ばれる平坦な台地からなる。

1994年に勝田市那珂湊市が合併して発足した。

 

勝田市平安時代の武将源新羅三郎義光に所縁を持つ。

近代には日立製作所企業城下町として発展し、現在も日立関連企業に勤める人が多い。軍事工場もあり、第二次大戦では米英から鑑砲射撃を受けた。

那珂湊市水産業が盛んで海岸は海水浴やサーファー客にも人気が高い。

水戸藩の外港としても栄えていた。

 

工業都市ではあるが、虎塚古墳や十五郎穴などの古代の遺跡に阿字ヶ浦や平磯の海水浴場などが観光地として挙げられる。

そのなかでも最も有名なのが国営ひたち海浜公園である。

かつては帝国陸軍の飛行場であった。総面積はディズニーランドの5倍程度の広さを持つが公園として整備されているのは半分強である。

季節ごとに色とりどりの花が咲き、ロッキンジャパンフェスの開催地でもある。

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