今日は2014年2月25日放送の空から日本を見てみようで紹介された岡山県倉敷市について調べてみた。
人口約48万人。
県内では2番目、中国地方で3番目の人口を有する。
平野部が多い。市内には水島、児島など島のつく地名が多いのは付近が干拓される以前には島であったことからきている。
市内はいくつかの地域に分けられ、各々特色を持っている。
中心部に位置づけられる倉敷地区は江戸時代、物資の集積地として栄えた。現在でも白壁や蔵などの当時の建築物が残り、美観地区として保護されている。
運河として活用された倉敷川沿いの街並み。
当時の建物を利用した博物館や、文化財としてそのまま残されている建物などが並ぶ。
変わったところでは明治時代の紡績工場がホテルに転用されているアイビースクエアなども。
続いて水島地域
水島コンビナートを核とする工業地域である。
倉敷市は全市町村の中で工場出荷額第3位である。
JFEスチールや三菱自動車の事業所では見学も可能のようだ。
続いて児島地区
岡山県最南端に位置し、瀬戸大橋の本州側の起点である。
鷲羽山は瀬戸大橋と瀬戸内の島々を望む展望スポットとして人気が高い。
繊維業で栄え、初期には足袋、その後学生服やジーンズの製造に転換していく。
日本で初めてのジーンズ生産の地である。
最後は玉島地区
果樹栽培が盛んで桃やブドウなどの生産が多い。
水島コンビナートの一角もなしている。
行基が開いたとされる円通寺や日本初の海水浴場である沙美海岸などが名所である。
市内には水島諸島をはじめとして島が多い。六口島や松島など人口数人の有人島もあるがほとんどは無人島である。