湧別町 ― サロマ湖とチューリップ ―

今日は湧別町について調べてみた。

wikipedia:湧別町

 

人口は約9千人。

2009年に湧別町と上湧別町が合併して現在の町域となった。

 

オホーツク海に沿って走る国道238号と内陸へ向かう国道242号が町内を通っている。

道の駅は町内に二つある。国道238号沿いには遊園地が併設されている道の駅愛ランド湧別、242号線沿いには道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯と、かつての湧別町と上湧別町にそれぞれ設けられている。

かつては国鉄名寄本線や湧網線が通っていたが1980年代後半に廃止となった。

分岐点となっていた中湧別駅跡は道の駅に隣接し、駅の遺構やSLが展示されている。

またサロマ湖に近い計呂地駅跡は交通公園となっていて、こちらも蒸気機関車や客車が保存されている。

 

湧別町オホーツク海サロマ湖に近いこともあってホタテを中心にした漁業が盛んである。内陸部は肉牛や畑作も行っており、一次産業が基幹の町である。

 

湧別町は北海道で最も大きな湖のサロマ湖の北西に位置する。

湖の周辺には原生花園が点在しており、特に真っ赤な色のサンゴ草が有名だ。

オホーツク海サロマ湖に挟まれた砂嘴には展望台もあり、両方を一望できる。

 

沿岸部のランドマークがサロマ湖なら、内陸部のシンボルがチューリップである。

毎年5月中旬から後半に行われるチューリップフェアはかなりの規模である。風車も作られオランダの風景と見紛うばかりである。

 

カントリーサインにも牛と共に大きく描かれている。

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長閑な景色が多く、寄り道しながらのんびりドライブを楽しめる町だ。