幌内線を行こう ― 栄町駅跡 ―

目次

 

1.栄町駅

1987年に廃線となった国鉄幌内線の跡を訪ねるシリーズ。

岩見沢駅の次は栄町駅であった。

 

現在は住宅街の中にひっそりと記念碑が残っている。

 

元々は仮乗降場と呼ばれる簡素なつくりの停車場であった。

周囲は農地に向かない粘土質の土地だったことから、早くから宅地化が進み団地や新興住宅地となっている。

 

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 記念碑には栄町駅というより幌内線についての文章が記されている。

小樽ー幌内間の鉄道は道内で最も古い路線であり、JR転換後初めて廃止となった路線であった。道内のみならず日本国内の鉄道史においても、省くことのできない路線である。

 

 

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在りし日の栄町駅の姿。

 

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裏側は車輪とレール

ちなみにこの記念碑、かなり大きいです。

 

2.栄町駅と近隣の歴史

周囲は農地に向かない粘土質の土地。

宅地化が進み、団地が形成される。それらの最寄り駅として1980年開業。

当初は仮乗降場。

ホームは1面1線で仮乗降場ながら3両分の長さを持つアスファルト舗装のホームと簡易な待合室があった。

1987年幌内線廃止に伴い廃駅となる。

 

跡地は新興住宅街が造成された。

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