三菱美唄記念館を退出し、道道135号線を東へ向かってひた走る。
かつて炭鉱で栄えた町の遺構もあるはずだが、まずは美唄ダムへ向かうことにした。
途中からは砂利道。この道はいずれ富良野へつながる予定であり、工事も行われている。もう少し時間がかかるようだが、ここが開通すると車の流れが変わるだろう。
と考えているうちに美唄ダムに到着。
2018年5月現在ではここで行き止まり。
北海道が初めて完成させた多目的ダムである。
1982年に竣工。
1966年の美唄川の洪水を受けた治水目的及び茶志内地区や奈井江町に誘致した工業用水、そして上水道の水源の確保のために建設されたダムである。
土日はアルテピアッツア美唄でダムカードを配布している。
カードは昨年の夏に取得済みだが、ダムを訪れるのは初めてである。
小雨の降る中、熊の恐怖に脅えながら写真撮影。
幸い、他にも人がいたので車から降りて少し歩いてみた。
ダム湖の名はびばい湖
山肌にもびばい湖の文字
天端、取水塔を眺める。
熊が怖いので人気のない場所へは行かない。
かつてはクレストゲートだったが、自然越流式に改良されたらしい。
管理の簡素化、維持管理費用削減、操作遅れ防止などが理由のようだ。
上流には美唄第二ダムもあるらしい。