シューパロダムからの帰り道、もう一か所ダムに立ち寄ることにした。
清水沢ダム
北炭の発電用として発電所と共に建設された。1940年竣工。
炭鉱の閉山後は需要が少なくなったことから発電所は北海道に譲渡されるも老朽化のため平成26年に閉鎖。
ダムは農業用水等に使われていたがシューパロダムの完成により、その役目もなくなる。再度発電専用ダムに生まれ変わることとなり、発電所と共に改修工事が行われている。
絶賛放水中。幟までたっている。
ダム湖側は濁っているものの、のどかなものだ。
曇天に濁った水。
岩には馬頭観音かなにかの碑が建っている。この碑の存在から破砕を見合わせたらしい。
大煙突がトレードマークの火力発電所。
かつて自家発電施設としては国内最大級の出力を誇っていた。
大半は解体されてしまったものの、発電設備は今も残る。
民間所有の施設となっているが見学も受付可能らしい。
また、アート展示も行っているようだ。
老朽化の激しい施設でもあるため、今後どうなるかは流動的である。
興味のある人は早めに訪れるべきである。