廃線
目次 1.札幌市電の豊平駅跡 2.定山渓鉄道豊平駅跡 3.1960年代の豊平駅周辺 1.札幌市電の豊平駅跡 ラソラ札幌から南東へ進んで国道36号線に突き当たる。 一方通行の道に挟まれた小さな分離帯に記念碑が立っていた。 ここは1929年に開業した札幌市電の豊平線の…
目次 1.旧東札幌駅の位置 2.旧東札幌駅の歴史 3.1960年代の東札幌駅付近 1.旧東札幌駅の位置 再びサイクリングロードに戻って東へ走る。 右にカーブしてついに終点へ到着。 道路を渡って目の前にあるのが商業施設ラソラ。 旧国鉄及び定山渓鉄道の東札幌駅跡…
目次 1.旧月寒駅の位置と歴史 2.旧月寒駅記念碑 3.1960年代の旧月寒駅付近 1.旧月寒駅の位置と歴史 道道1148号を進む。 続いてはサイクリングロードからやや離れたところにある、旧月寒駅跡の記念碑。 1926年に開業した一般駅の「つきさっぷえき」跡。 1965…
目次 1.旧大谷地駅の位置 2.旧大谷地駅の歴史 3.1960年代の旧大谷地駅付近と現在の様子 1.旧大谷地駅の位置 旧上野幌駅から道道を西へ進む。 次は旧大谷地駅。 現在の地下鉄東西線の大谷地駅跡とは全く別の駅だ。 2.旧大谷地駅の歴史 1926年開業。当初は貨物…
某月某日。 この日も好天。 再び自転車に乗って出かける。 目次 1.北海道道1148号について 2.旧上野幌駅の位置と歴史 3.1960年代の旧上野幌駅付近 1.北海道道1148号について 今日は北海道道1148号札幌恵庭自転車道を走ってみる。 この道は歩行者と自転車のみ…
食事を終えて店を出る。 市内を東西に横切る「三井通り」を通って町の東側へと進んでいく。 道は途中で南へとカーブして、昭和の街並みが色濃く残るエリアへ到着。 まず車を停めたのはとある公園。 ここはかつて児童数3千人、道内一のマンモス校であった三…
アルテピアッツア美唄を出て、道道135号線を富良野方面へ向かう。 あと1~2年ほどでこの道も開通し富良野に達する予定。 以前に訪れた時は途中から砂利道の寂しい道だったが、今日は工事をしていて車も多いだろう。 というわけでまずはかつてこの道と並行し…
定山渓鉄道の廃線跡シリーズ。 藤野にあった停留所の中では最南端となる下藤野停留所跡にやって来た。 1948年に営業開始、1969年に定山渓鉄道廃線に伴い廃駅となった。 住宅街の一角に建てられた標柱。 この停留所も定山渓鉄道の晩年になってから造られたも…
引き続き南へ向かって自転車を進める。 次にやって来たのは十五島公園停留所跡。 1959年営業開始、1969年廃線に伴い廃駅となった。 わずか10年ほどの歴史であった。 停留所という名の通り、あまり大きい駅ではなく貨物の取り扱いなどもなかったようだ。 グー…
石山通りに出て、南へ向かって坂道を登る。 次も条前景鉄道の駅跡、藤の沢駅の跡に造られた藤野東公園だ。 この石も札幌軟石? 公園の入り口には火の見櫓跡地の標が建てられていた。 火事のみならず空襲でも使われていたそう。 わざわざ跡地に木柱まで立てて…
目次 1.石切山駅と定山渓鉄道 2.硬石山の硬石 3.石切山街道 1.石切山駅と定山渓鉄道 真駒内地区から石山地区へ進路を変える。 この辺りはその名の通りかつて石材の切出が多かったところ。 今も残る採石場は一つだけだが、石山緑地という公園が採石場の跡地に…
栗丘駅から室蘭本線を離れ夕張川を見ながら南幌町へ向かう。 かつて野幌駅から栗山駅を通って夕張市の鹿ノ谷駅につながっていた夕張鉄道の晩翠駅(ばんすいえき)跡を調査。 鉄道はなくなったが、その後にきらら街道という道路が整備されている。 晩翠駅は南…
道道38号線を岩見沢市外に向かって戻る。 万字線駅跡は全て探訪したので今回はスルー。 と思ったが一か所だけ寄り道。 朝日駅跡を再訪することにした。 1919年朝日炭鉱の開山後数か月で開駅。 当時はまだ軽便鉄道であった。 1974年に朝日炭鉱が閉山。1985年…
目次 1.万字駅跡 2.万字駅と近隣の歴史 1.万字駅跡 歌志内線跡は焼山駅跡の訪問のみで引き返す。 札幌に向かって国道12号線を南へ、、と途中で寄り道。 道道38号線で東へ進む。 途中脇道に入ってやって来たのはこちら。 かつての国鉄万字線万字駅跡。 現在は…
豊沼駅を観賞して函館本線の無人駅巡りはいったん終了。 続いて砂川駅を通り過ぎ、道道627号線に入って東へ向かう。 やって来たのはここ。 砂川駅から分岐していたJR歌志内線の駅跡である。 歌志内線は石炭の積出を目的として1891年開業。 岩見沢以北に敷…
新桂沢ダム、工事終了後の再訪を約束しつつ道道116号線へ。 市立博物館にちょっと立ち寄る。 前回来た時に地震の影響で立入禁止になっていた野外博物館ゾーンを見学。 kamonji224.hatenablog.com まずは幾春別川に架かる橋を渡る。 化石の展示が充実した博物…
某月某日 この日は中山峠を越えてドライブ。 途中道路工事があったが、平日なのでスムーズに走れる。 郷の駅向かい側にある公園でちょっと一休み。 駐車場から大きな山が見える。 一瞬羊蹄山かと思ったが方向が違う。 尻別岳ですね。 標高1107m アイヌの人…
支笏湖湖畔から道道16号線を通って千歳市街地へ向かう。 途中左手にある施設に寄り道。 ここにも土木遺産があるのです。 駐車場に車を置いて、施設の中へ。 ちなみにこの駐車場は王子軽便鉄道の水溜駅跡である。 こんな並木道を通って行く。 目の前をタヌキ…
某月某日 この日はまず支笏湖へと向かった。 最初にビジターセンターを見学。 支笏湖の自然や歴史に関する展示を見学。 そして土木遺産カードを手に入れる。 湖畔に架かる赤い橋。 一見何の変哲もない橋のように見えるのだが。 そもそもは空知川に架けられた…
目次 1.碧水駅跡 札沼線跡巡りも愈々大詰め。 道の駅から北へ向かうと碧水(へきすい)という小さな集落に到着。 ここに碧水駅があったのだ。 駅跡の敷地はクボタの営業所となっている。 駅跡は物置となっている。 当時のものかわからないが、ひらがなで「へ…
目次 1.中ノ岱駅跡 2.道の駅サンフラワー北竜 3.中ノ岱駅と近隣の歴史 1.中ノ岱駅跡 国道275号線を北へ、北竜町の市街地を抜けて田園地帯に入ると、やがて道の駅に到着する。 中ノ岱駅は道の駅の反対側にあった。 1956年に旅客のみ取扱駅として開業、1972年…
目次 1.和(やわら)駅跡 2.和駅と近隣の歴史 1.和(やわら)駅跡 田園地帯の続く国道275号線を北へ北へ。 やがて北竜町に入って最初の市街地は和(やわら)という集落。 国道から右に曲がると札沼線の和駅跡である。 和駅は1931年開業の一般駅。 1972年廃駅…
目次 1.石狩追分駅跡 2.石狩追分駅の歴史 3.渭ノ津(いのつ)駅跡 1.石狩追分駅跡 国道275号線に戻り、北へ進む。 田園地帯の中に小さな市街地。 妹背牛町・深川市方面への分かれ道がある石狩追分という集落だ。 ここに石狩追分という駅があった。 1931年開…
目次 1.雨竜駅跡 2.南雨竜仮乗降場 3.雨竜駅と近隣の歴史 4.中雨竜仮乗降場 1.雨竜駅跡 国道275号川を北へ、尾白利加川を越えると雨竜町に入る。 田園地帯の中心にある小さな市街地に入って、国道275号を左に折れるとすぐに雨竜駅跡だ。 1931年に一般駅とし…
目次 1.下徳富駅 2.下徳富駅と近隣の歴史 3.中徳富駅 4.新十津川駅以北の駅 1.下徳富駅 札沼線廃止予定区間の駅巡礼もいよいよ大詰め。 国道275号線に並行して走る直線を北に向かうと、下徳富駅に到着する。 田園地帯にある花月という風流な名の集落に近い。…
樽岸駅から海沿いに国道を進んでいくとやがて寿都町の中心部に到着。 国道を左折して高台に上っていくと、寿都町役場が出迎えてくれる。 この地こそ寿都鉄道の終着駅、寿都駅跡なのだ。 「すっつ」ではなく「すつ」という表記。 寿の字も旧字体である。 役場…
湯別駅跡から国道229号へ戻り、西へ進む。 朱太川の河口近く、簡易郵便局を通り過ぎて反対側の樽岸会館に樽岸駅の駅名標が設置されている。 「し」の右上にある点は何だろう? 実際の駅はもう少し南にあったようだ。 今では広い空き地があるだけ。 駅舎は個…
田園地帯の広がる道道9号線を北上し、やがて寿都町に入る。 朱太川の対岸へ渡り、国道229号よりやや南に次の目的地、湯別駅跡がある。 駅跡は倉庫?物置?のような姿になっている。 駅名標は隣の生活改善センターに設置された。 「ゆ」という字が特に独特な…
黒松内駅からしばらくは来た道を戻ることになる。 日本海へ向けて北上していく。 途中で寿都鉄道の名残に寄り道しながら行くつもり、とは言え約50年前に廃線となった小さな私鉄の遺構が時間のない素人に簡単にたどり着けるはずはない。 しかし、寿都鉄道の駅…
熱郛駅から道道を走る。林の中を線路と近寄ったり離れたりしつつ、黒松内の市街地へ向かう。 小さな市街地の一角にある黒松内駅に到着。 立派な駅舎である。 明治~昭和初期までは機関庫が設けられ、太平洋と日本海を繋ぐ交通の要衝であった。 ここから1920…