イギリスのEU離脱で衝撃が走る今日。
今大会で躍進を見せるイギリス勢に影響はあるのか?
とりあえずいったん忘れて決勝トーナメントを予想してみよう。
スイス ― ポーランド
着実に力を付けてきた両チーム。ここまで不発気味のレヴァンドフスキだが、そろそろ本領発揮とみる。逆に抑えることができれば中盤の構成力でスイスに一日の長か。
死の組を1位突破で勢いに乗るクロアチアと予想外の大苦戦を強いられたポルトガル。
CR7が覚醒気味も、バルサとレアルの心臓を擁するクロアチアに期待したい。
タレントはウェールズに軍配。北アイルランドは粘って粘ってカウンターに活路。
このタイミングでのイギリス対決はいかなる結果に。
ハンガリー ― ベルギー
旋風をまきこすハンガリーと期待値は高かったベルギー。選手だけ見るとベルギー優位だが・・・ここまで来たらハンガリーの躍進にも期待。12年周期の波乱と革命のジンクスは生きるか。
ドイツ ― スロバキア
実力実績は圧倒的にドイツ優位だが、意外とここ20年の主要大会では中東欧勢に弱い歴史も。98年クロアチア、00年ルーマニア、04年チェコ、08年クロアチア、10年セルビア、16年ポーランドに敗戦あるいは引分を喫している。スロバキアにも目があるのでは。ハムシクという飛び道具を活かすような戦いを見せてほしい。間違っても7-1とかにはならないで。
イタリア ― スペイン
前大会の決勝カード。たまにイタリアが最初から頑張るとこんな目に。勝っても次はドイツという引きの悪い組み合わせ。予選が死の組だと決勝トーナメントも運がないような・・・辛くもスペインの勝利とみる。
フランス ― アイルランド
開催国フランスに魂のDFで挑むアイルランド。98年のフランス―パラグアイを思い起こさせるカード。こういう試合を乗り越えてフランスが優勝するシナリオになりつつあるような。
失うものはないアイスランド。イングランドは個々の能力は高くも攻撃は一本調子なだけに対応しやすいと見る。番狂わせも大いにありうるがやはりルーニーの出来次第か。
ドイツ、スペイン、イタリアが潰しあう一方でウェールズ、北アイルランド、ハンガリー、ベルギーからベスト4が出る、という過去の実績からみると非常に偏ったトーナメントに。
24か国に増えて中堅勢の思い切ったプレーが大会の序盤を盛り上げた。
決勝トーナメントでも勢いは続くのか、常連勢が意地を見せるか。
ますます目が離せない。