それが積丹岬だ。
国道229号から道道913号へと向かい、森の中を走っていくとやがて入舸の町に出る。
標識に沿って坂を上っていくと駐車場と食事処がある。
地図で言うと積丹岬の先端まではまだまだ距離があるのだが、実際は陸からは辿りつくことはできない。
途中で立入禁止の敷地となり、その先は全く道がないのだ。
では、何があるのか?
まず一つ目はかつて積丹岬と呼ばれていた岬。
現在は出岬と名付けられている。
駐車場から数分歩くと、やや古びた灯台がある。
その先にも遊歩道は続き、特に有名なのが女郎子岩と呼ばれる切り立った岩。
ただし、往復2時間、熊も時折あらわれる道だ。
臆病な私は灯台から先へ行ったことはない。
まあ灯台からの景色でも満足できる人が大半だろう。
そしてもう一つ、灯台とは逆方向への道がある。
途中で小さい真っ暗なトンネルを潜り抜けると眼下に島武意海岸が現れる。
ここは日本の渚百選にも選ばれ、シャコタンブルーをもっとも感じられる場所だ。
海岸へ降りていくことも可能だが、ちと歩く距離が長いかも。
でも天気が良かったら降りてみるべきだと思うよ。