さて、工業地帯となった室蘭は昭和30年代に大きく発展していくが、それに伴って水不足が問題となってくる。
地形的に室蘭市内では水の確保が不可能ということで、隣の登別市に工業用水用のダムを造ることとなった。
それが幌別ダムである。
工業用水ダムとして1967年に竣工。
結果的には洪水防止の役目も果たすこととなったこのダム、ダム湖の上流には公園があり、ダムの下流にも野球場や郷土資料館のある公園ができた。
地獄谷の温泉やクマ牧場、伊達時代村が有名な登別であるが、ここも名所の一つと言っていいだろう。
下流側の公園の駐車場付近から見たところ。
残念ながら柵から先には進めない。
このダムはアースダムと呼ばれる種類で、砂礫でできている。
ダムと言えばコンクリートのようなイメージを持っていたが、こういうタイプのダムも結構あるらしい。
自分のような素人だと写真だけではダムと気づかないかもしれない。
管理棟から見たところ。
残念ながら天端は立入禁止。
ダムカードゲット。ここは平日しか対応できないので要注意。
管理棟の中にも入れない。インターホンを押して女性職員にお願いすると玄関まで持ってきてくれた。
ダム湖は「不盡の湖」
カッコイイ~