新十津川町の吉野地区を見て回った後、市街地へ向かった。
新十津川には以前電車で訪れたことがある。
当時は一日3往復ほどだったように思う。
今、新十津川駅発着の電車はわずか一本ずつである。
JR北海道の経営難もあって一部の区間の廃線が現実味を帯びてきたようであるが、いったいどうなるのであろう。
さて、そんな状態の路線なので当然駅は無人駅であり、駅前も特に賑わっているわけでもない。
ただ、新十津川の中心部は駅から徒歩圏内なのでちょっと歩いてみたことがある。
その時に物産館を見つけたのだが、あいにく時間が早くて閉まっていた。
今回初めて訪れてみることにする。
ちなみに2階はレストラン・くじら館である。
太古の時代、この辺りは海の中であり、鯨の化石が見つかったことから鯨を押しているそうだ。
物産館はこじんまりしていたが、地酒の金滴酒造やお菓子などが売られていた。
お菓子を購入し、ダムカードをもらう。
そう、ここはダムカードの配布場所なのである。
新十津川ダムのほかに、徳富ダムという大きなダムがあるのだ。
今回はちょっと遠くて行けないが、そのうち行ってみよう。
売店でちらっと話をしたところ、ダムカードをもらいに日高の方からライダーが大挙して押し寄せたり、道外からもやってくる人もいるそうだ。
中には遅れそうだからちょっとだけ待っててくれという電話もあるそうだ。
多くの人が来るようになったことは純粋に嬉しいようだった。
せっかく物産館なので、できればついでに何か買おうね~。