札幌の中心地から国道230号線を走ると、中山峠の手前にある温泉郷である。
この定山渓からは小樽市へ向かう道も存在する。
山間部を通って小樽の朝里という地域へ出る道道1号線だ。
その道道1号線沿いに定山渓ダムがある。
1989年竣工。治水、上水道、電力など札幌市の需要に応えて作られた多目的ダムだ。
堤体を下から眺める。
定山渓ダムの天端は道道1号線に含まれている。
下から眺めるには定山渓の町まで戻り、道道1号から分岐する道を通らなければいけない。
洪水吐の奥に駐車場があり、さらに資料館もある。
ダムカードはこの資料館でもらうことができる。
さらにここはダムの内部にも入ることができる。
通廊の中は夏でもひんやり。定山渓ダムについての展示パネルが並んでいる。
さらに下部への通路もあるのだが関係者以外立ち入り禁止。
広々として散歩には快適な場所である。