今回の世界ふれあい街歩きはアフリカへ。
北アフリカに位置し、「アフリカ」という地名の由来となった国。
人口は約1千万人。農業、鉱業、工業が主な産業であり、EUが主要な貿易相手だ。
古代はフェニキア人の交易の拠点として栄え、カルタゴという国を建国。
ローマ帝国と地中海の覇権を争ったが破れ、カルタゴは壊滅した。
中世以降はイスラム圏となる。
首都のチュニスは都市圏人口200万人近く。アフリカ有数の都市である。
旧市街は13世紀ころのアラブ世界が今なお広がっている。
グランドモスクがそびえている。
バルド博物館はかつての宮殿で古代ギリシャ・ローマやイスラム時代の遺物が展示されている。
一方の新市街地はフレンチ・コロニアルと呼ばれるヨーロッパ風の建築が並ぶ。
チュニスはヨーロッパとアラブの文化が共生する町のモデルとも言えるだろう。
チュニスから北東に行くと、かつてのカルタゴ王国の遺跡が点在する。