2017年1発目。
ノルウェーは面積38万㎢と日本とほぼ同じ大きさである。
しかし、人口は500万人。日本の20分の1にすぎない。
暖流の影響で緯度はかなり高いが、わりと温暖である。
陸地のほとんどをスカンディナヴィア山脈が占めており、平地は少ない。
ベルゲンは南西部に位置し、首都オスロに次いでノルウェー第2の都市である。
人口は30万人弱。
13世紀にはノルウェーの首都だった時期もある。
バルト海沿岸の貿易を独占したドイツの都市同盟であるハンザ同盟の在外四大拠点の一つであった。
当時の面影を残すのが世界遺産のブリッゲンの街並み、そして近くにある今でも現役の魚市場である。
当時はカラフルな木造倉庫として港湾貿易の中心地だった。
今では商店やレストラン、ミュージアムなどになっている。
中心部からケーブルカーに乗ってフロイエン山に登る。
展望台からの眺めは絶景だ。夜景も美しい。
また、ベルゲンはノルウェーの偉大な作曲家のエドヴァルド・グリーグの出身地である。
市街にはグリーグホールという名のコンサートホールが建てられた。郊外にあるグリーグの住居はトロールハウゲン(妖精の家)と呼ばれ、博物館が併設されている。
ベルゲンはフィヨルド観光の拠点でもある。
フィヨルドとは氷河によって浸食された複雑な海岸線の湾や入り江である。
世界最長のソグネフィヨルドへは日帰りで行くこともできる。
可愛らしい街並みと美しい自然。ザ・北欧という観光がしてみたい方は飛んでいくべきだろう。