今回の空から日本を見てみようは真岡鉄道沿線。
1912年の官設鉄道真岡軽便線をルーツとする歴史のある路線である。
国鉄、JR東日本を経て現在は第3セクターの真岡鉄道が運営している。
ワンマン運転の普通列車のみの運行である。
人口は10万人強。
梨、スイカ、イチゴなど農業が盛んな一方で首都圏に近い立地を生かした工業地域でもある。
下館駅はJR東日本の水戸線、真岡線、関東鉄道の常総線が東西南北に交わる地点となっている。
あの茨城の生んだ大スター
マギー司郎の出身地でもある。
久下田駅からは栃木県真岡市に入る。
人口は約8万人。
かつては酒造や木綿が盛んであった。
現在は5つの工業団地が造成され、工業都市としての色が強い。
駅舎は蒸気機関の臨時列車「SLもおか」を模した形となっている。
人口は2万3千人ほど。
益子焼が有名である。益子駅は窯元の集まるエリアにもほど近い。
光学機器・ガラスメーカーのHOYA,時計製造メーカーのリズム時計工業が事業所を持つ。
人口は1万人強。
花王の工場があり、紙おむつのメリーズや生理用品のロリエを製造している。
人口1万3千人ほど。
サケが遡上する那珂川が流れている。
アユも有名な川である。