今回の空から日本を見てみようは大分県の湯布院へ向かった。
人口は約3万4千人。
湯布院町、挟間町、庄内町が2005年に合併して由布市ができた。
湯布院は旧湯布院町の温泉街で、成立ちから歓楽街色を排した街並みが特徴である。
由布院温泉は由布岳のふもとに位置する温泉地で、歓楽街がないこともあって特に女性の人気が高い。
また、バブル期の大型開発も避けたことによって趣ある街並みが維持されている。
由布院駅から金鱗湖へ続く道は湯の坪街道/横丁と呼ばれ、おしゃれな雑貨屋やレストランが並んでいる。また、小規模の美術館もいくつかあり、おじさんの団体には敷居が高い。
由布岳をバックにして、金鱗湖にかかる朝霧は由布院温泉最高の景観と言われている。
由布市内には由布川渓谷、尾池湧水群、渓仙峡など自然に親しむ観光地が点在している。山地の風景が好きな人は足を伸ばして訪れるべきだろう。