人口は約1千万人。ヨーロッパ中部に位置する。
1993年にかつてのチェコスロバキアがチェコとスロバキアに分離。
武力衝突を免れたためビロード離婚とも言われる。
プラハはチェコの首都。1300年代にはヨーロッパ全体の中心都市として栄えていた。
人口は130万人弱。
都市の歴史は1000年以上にもおよぶ。世界大戦の被害はあまり受けておらず、高度経済成長による都市開発もなかった。そのため各年代の建築様式が並ぶヨーロッパ内でも珍しい町となった。
年間数千万人の観光客が訪れる国際的な観光都市であり、観光スポットも数多い。
市内中心部をモルダウ川が流れている。
現在は大統領府となっている。
世界でも有数の巨大な城である。町同様千年を超える歴史を持ち、各年代の建築様式を鑑賞することができる。
プラハ城の内側ではゴシック建築の聖ヴィート大聖堂や聖イジー聖堂など宮殿建築以外にもチェコを代表する建物を見ることができる。
モルダウ川(チェコ語ではヴルタヴァ川)にかかるカレル橋は14世紀に建設された。
橋桁、橋塔、そして欄干に並べられた30体の彫刻が有名である。
夜にはプラハ城と共にライトアップされる。
プラハは夜でも観光客がぞろぞろと歩けるほどには治安の良い町だそうだ。
その他、中世以降の建築物が目白押しであり「魔法の都」、「百塔の町」、「建築博物館の町」など数多い別称で呼ばれている。
バーツラフ広場は1968年の「プラハの春」や1989年の「ビロード革命」などチェコの歴史の転換点となった場所である。
現在でもプラハのシンボルの一つであり、側には国民博物館が建っている。
歴史の古い町だけあり、関連人物も数多い。
日本でも有名なのはユダヤ人作家のカフカ。「変身」「城」などを著した。
サッカーではスパルタ・プラハがヨーロッパの強豪として有名である。
かつて「心臓を二つ持つ男」ネドヴェド、「光速ウインガー」ポボルスキー、「小さなモーツァルト」ロシツキーなどチェコ代表を支えた選手たちも所属していた。