地球絶景紀行 ― フレーザー川 ―

今回の地球絶景紀行はカナダ西部を旅する。

 

まずはカナダについて

wikipedia:カナダ

 

人口は約3400万人。面積は世界二位である。

 

太平洋岸のバンクーバーから出発。

ブリティッシュコロンビア州に位置し、林業と観光が盛んである。

 バンクーバーから北東へ川をさかのぼっていく。

 

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人の気配のない所も多い。

 

この旅の目的はサケの大遡上である。

河口から約500kmの地点まで戻ってくる紅鮭の大群で川は真っ赤になる。

 

北海道にはヒメマスというサケの仲間がいるが、これは海へ下りず、湖沼で一生を過ごすベニザケのことである。

日本国内ではほとんど漁獲高がなく、店頭に並んでいるのはロシアやアラスカ産である。

 

日本で多いのはまずシロサケ(アキアジともいう)である。

国内に広く分布し、稚魚の放流も各地で行われている。

回帰率はだいたい5%くらいのようだ。

サケが戻ってくる川というのはやはり印象が良いだろう。

清流であり、魚道を確保したダムがあったりと、川そのものが観光資源になりうると思う。