今回の地球絶景紀行はカナダ西部を旅する。
まずはカナダについて
人口は約3400万人。面積は世界二位である。
太平洋岸のバンクーバーから出発。
ブリティッシュコロンビア州に位置し、林業と観光が盛んである。
バンクーバーから北東へ川をさかのぼっていく。
人の気配のない所も多い。
この旅の目的はサケの大遡上である。
河口から約500kmの地点まで戻ってくる紅鮭の大群で川は真っ赤になる。
北海道にはヒメマスというサケの仲間がいるが、これは海へ下りず、湖沼で一生を過ごすベニザケのことである。
日本国内ではほとんど漁獲高がなく、店頭に並んでいるのはロシアやアラスカ産である。
日本で多いのはまずシロサケ(アキアジともいう)である。
国内に広く分布し、稚魚の放流も各地で行われている。
回帰率はだいたい5%くらいのようだ。
サケが戻ってくる川というのはやはり印象が良いだろう。
清流であり、魚道を確保したダムがあったりと、川そのものが観光資源になりうると思う。