イタリア中部にあり、トスカーナ州に属する。
人口は35万人。
旧市街全体が世界遺産に認定されている。
ルネサンスが発展したのもこの時期である。
ボッテイチェリ、ダヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロなどが活躍しイタリアの文化的中心の地位を担っていた。
現在でも歴史的建造物が多く、観光が盛んである。
サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂
石積みのドームとしては世界最大級の大きさを誇る。
ルネサンス初期に完成した。
聖堂やルネサンス期の作品を所蔵する美術館が多い町である。
これらを巡るだけでも1日では足りないのでは。
また、一時期メディチ家の住居でもあったヴェッキオ宮殿やフィレンツェ最古の橋であるヴェッキオ橋なども有名である。
ヴェッキオ橋は第二次大戦で唯一無傷であった橋であり、橋の上には宝飾店が並んでいることでも有名だ。
また、サンタ・クローチェ聖堂にはガリレオ・ガリレイの墓があったりする。
ルネサンス期の芸術家たち以外にもアメリカという名前の由来になった探検家アメリゴ・ヴェスプッチや「君主論」を著した政治家マキァヴェリなどもフィレンツェ出身である。
建築物を見て歩くだけでも楽しいが、偉人たちの所縁を辿りながら歩くと、歴史都市フィレンツェをより一層楽しめそうだ。