新得駅を出て、少し北へ進む。
国道38号との交差点付近に小さな広場がある。
ここはSLが保存されているその名もSL広場であった。
きちんと屋根が設けられている。
中に入ったり、さわるのは禁止だ。
まあこの辺は致し方ないだろう。
新得駅を起点に2番目の駅?チェックポイント?
旧狩勝線の跡地は遊歩道になっている。昨日訪れた旧新内駅がゴールになっているというわけ。
根室本線、函館本線、室蘭本線、歌志内線と徐々に距離の短い路線に職場を移していったようだ。やはり古くなるとメンテナンスが大変だったのだろう。
SL広場を後にしてもう少し進むと、左手に大きな駐車場がある。
トイレに行きがてら立ち寄るとこんな看板があった。
先ほどの狩勝ポッポの道にも出ていた旧狩勝線の遺構である。
駐車場から1~2分林の中の道を通って行くと
古びたレンガのアーチ橋が現れる。
レンガ造りのアーチ橋というくくりでは道内最古に近いそうだ。
草に覆われ、苔むしながらも歴史の生き証人として静かに訪問者を出迎えてくれている。
この駐車場を出るとすぐに狩勝峠。
霧に包まれた峠を越えると十勝に別れを告げて、南富良野町まで戻ってくる。