今日は2006年9月19日に放送された世界ふれあい街歩き。
チェコのチェスキー・クルムロフという町について調べてみた。
チェコの中西部ボヘミア地方の南ボヘミア州に属する小さな町である。
13世紀、モルダウ川沿いに建築され、15世紀に神聖ローマ帝国領となる。
ルネサンス様式、バロック様式の建物が多かったが、ナチス・ドイツによって破壊され、その後の共産主義時代も荒廃したままであった。
1960年のプラハの春、そして1989年のビロード革命後は改めて建造物の価値が見直され、修復が進む。
現在では世界で最も美しい町ともいわれるようになった。
中世の雰囲気香る街並みを散歩するだけでも楽しいのだが、ランドマークはやはり クルムロフ城と聖ヴィトウス教会。
町を見渡し、多様な時代の建築様式を眺め、庭園を散歩していると果たして今はいったいいつなのかわからなくなりそうである。
また、チェスキー・クルムロフの町にはなぜかだまし絵が多い。
おとぎの国のような不思議な町である。