空から日本を見てみよう。今回は2013年10月8日放送の奈良市について調べてみた。
まずは奈良県について
人口は130万人超
北西部の奈良盆地は大阪や京都のベッドタウンとしての性格も持つ。東部の大和高原は工業地域やベッドタウンでもあるが、自然の多いのどかな風景もある。
南部の吉野山地は奈良県の3分の2の面積を占めるが、険峻な山地であり、可住面積が狭く交通の便が悪い自治体も多い。
最初に訪れたのは生駒市。
人口は12万人弱。大阪市・奈良市のベッドタウンであり、特に大阪市への通勤率が高い。
生駒山地・矢田丘陵の山々に囲まれ平地が乏しい。
商売の神として大阪商人の信仰を集めた。日本最初のケーブルカーが設置された場所でもある。
産業としては小売業が中心であるが、茶筅の製造量が日本一である。
続いて奈良市
人口は約35万人。
市街地は平坦な地形である。
歴史の表舞台に登場するのは、710年平城京に遷都が行われてからである。
約70年間日本の中心地であった。長岡京への遷都後も有力な寺院が多く、南都と呼ばれ中世まで権力をふるった。
現在は古代の文化財が数多く残り、京都と並んで歴史都市として人気が高い。
鹿で有名な奈良公園内だけでも東大寺、春日大社、興福寺、正倉院など国宝だらけである。
東大寺と言えばやはり大仏。
数多くの建物が国宝
この他にも孝謙上皇の建立した西大寺や鑑真和上の建立した唐招提寺など枚挙にいとまがない。
修学旅行で訪れた人も多いだろうが、大人になってから再度訪れるとまた違った興味を掻き立てられる気がする。