今日は士幌町について調べてみた。
人口は約6千人。
平野部が多く、そのほとんどが畑作地帯となっている。
北部、東部は丘陵地帯である。
国道241号が南北に、国道274号が西部を走り、一部は重複区間となっている。
その交点近くに移転オープンしたばかりの道の駅士幌、町の東部に道の駅士幌温泉が立地している。
かつては国鉄士幌線が通っていたが、1987年に廃止となった。
中士幌駅跡には看板が、士幌駅跡は鉄道記念公園となっており、かすかに鉄道の存在した縁を残している。
また北海道拓殖鉄道を町内を通っていたが、駅は設けられなかった。
開拓者は明治時代の濃尾地震で被害を受けた人々が多かったと言われている。
ジャガイモ、牛肉、ミニトマトなどの生産が盛んであり、カントリーサインにも描かれている。
市街地には農協記念館なるものがある。士幌町の農業の歩みや士幌町のポテトチップスなどの展示があり、士幌町出身でJA会長に登りつめた太田寛一氏の記念室まである。
いわゆる6次産業化の先駆けのような仕組みを作ったようで、士幌町きっての名士のようだ。知名度は高くないがなかなかの施設のようなので一度訪れてみたい。
町の西側には1時間ほどで山頂へ行ける東ヌプカウシヌプリが鹿追町にまたがっている。ナキウサギも生息しており、麓にはヌプカの里というアウトドア施設もある。観光地の少ない士幌町には珍しいレジャー施設である。