世界ふれあい街歩き ― ラグーサ ―

今日は2007年3月20日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたイタリアのラグーサについて調べてみた。

まずはシチリア島について

wikipedia:シチリア島

 

イタリア半島南西に位置する地中海最大の島。

島内のエトナ火山はヨーロッパ最大の活火山である。

周辺には小島嶼が散在し、それらを含めてシチリア自治州を形成している。

 

古代にはギリシャカルタゴ支配下にあった。

近代にはスペインの統治下の時代を経てイタリアに属することとなる。

 

古代より穀物の栽培が盛んで近年はオリーブとワインを特産としている。

 

ラグーサはシチリア島の南部に位置する町。

 

ラグーサは谷を挟んで町が二つに分かれており、標高の低い旧市街をラグーサ・イブラ、標高の高い新市街をラグーサ・スペリオーレと呼んでいる。

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旧市街は9世紀頃この町がアラブ人支配下であった時に基礎ができた。

周辺の町と共にヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々という名称で世界遺産に登録されている。

 

迷路のような街並みを歩きながらサン・ジョルジョ大聖堂などの教会建築を楽しもう。

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一方新市街もサン・ジョヴァンニ・バッティスタ聖堂を筆頭に美しい街並みは引けを取らない。

 

かつて2つの町は別々の都市だったが、近年に一つの町となった。

1693年、二つの町は大地震に見舞われ多くの建物が崩壊する。それぞれの町が競い合うように復興を行い、現在の街並みができたそうだ。