今日は2007年4月17日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたスペインの首都マドリードについて調べてみた。
内陸部にあるスペイン最大の都市。
1560年頃にフェリペ2世が王宮を建て、都とした。
国土のほぼ中央に位置し、水資源が豊富であったことなどが遷都の理由であったようだ。
観光を始めるにはプエルタ・デル・ソル(太陽の門)の広場がふさわしいだろう。
マドリードの紋章を示す熊とイチゴノキの像や国道の0km(起点)地点などがあり、周囲にも観光地が並んでいる。
南西に行くとマヨール広場がある。
フェリペ2世が整備した広場であり、マドリード最初の市場があった場所でもある。
さらに西に行くと王宮がある。
現在は王族は別の場所に住んでいるものの、公式行事はここで行われる。
イスラム王国の要塞もここにあったとされる。
ベラスケスやゴヤなどの芸術家の作品が所狭しと飾られている。
側には王たちの彫像が並ぶオリエンテ広場やドンキホーテの彫像があるスペイン広場もある。
一方町の東側にあるのはレティーロ公園
マドリードで最も広大な公園であり、悪魔をモチーフにした彫像でも有名。
また、2004年に起きた列車爆破事件の被害者を追悼施設である故人の森も公園内に設けられた。
マドリードは屋内施設も豊かである。
フェリペ2世、フェリペ4世のコレクションが由来となったプラド美術館。
ピカソのゲルニカが展示されたソフィア王妃芸術センターなど美術館や博物館を巡るだけでも一日が終わってしまう。
変わったところではギネスブックにも記載された世界最古のレストラン、ボティンの甥やラスベンタス闘牛場なども見所である。
そして、カトリックの国ということで教会建築も見逃せない。
フランシスコザビエルが祀られていたサン・イシドロ教会にマドリード唯一のゴシック様式であるサン・ヘロニモ・エル・レアル教会。
そして王宮と向かい合うアルムデナ大聖堂。
1993年に完成した新しいカテドラルだ。
バルセロナと比べると観光地のイメージがないマドリードであるが、巡りやすい都市であるともいえよう。