某月某日、所用で函館へ行くことに。
幸いにも早起きに成功したので、行きの道中はわがまちご当地入場券集めを敢行。
最初に訪れたのは長万部駅。
函館本線と室蘭本線の分岐駅、廃線となった瀬棚線の実質的な起点駅でもあった。
鉄道全盛の時代には主要駅として活躍、現在もその名残を残す大き目の駅舎と広い構内を持っている。
2030年には新幹線の停車駅となる予定。
その時には高架駅となり、現在の駅舎は取り壊される予定だ。
近くには駅弁(かにめし)で有名な「かなや」の店舗やこじんまりとした温泉旅館が数件並ぶ長万部温泉街が徒歩圏内だ。
また、町民センターの一室は鉄道村というネーミングで鉄道の町であった時代の資料が保存されている。見学はもちろん、触ったり操作も可能だそうだ。子供向けのプラレールもあるので家族のいる鉄人も胸を張って訪れよう。
みどりの窓口でわがまちご当地入場券を購入しましょう。
山をバックに走る列車
駅スタンプは毛ガニと温泉マーク。そして太平洋と山々。
この国縫漁港は1994年に完成した、全国初のワイングラス型漁港。
水産庁の指導によって建設された(正式には島式漁港というらしい)
沖合に人口島のような港を作り、橋で海岸とつながっている。
海流に悪影響を与えず、砂浜の消失を防ぎ、なおかつ背後の海が穏やかになることで浅海生物が生息しやすい環境になる。
土木通にはなかなか興味深い場所のようだ。
そろそろ港湾カードなんてものができてもいいのではないかと思っているのだが、どうでしょうかね。