今日は2007年6月5日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたクロアチアの首都ザグレブについて調べてみた。
人口は約70万人。都市圏人口ではクロアチアで唯一百万人を超えている。
クロアチアの産業が集中し、東欧の都市としては比較的裕福な部類に入る。
観光地は旧市街中心部に多く、1日あればかなりの数を周ることができるだろう。
町の中心地にあるのがイェラチッチ広場。
オーストリア=ハンガリー帝国時代の軍人の名がとられたこの広場。
イベントが多く、トラムの停留所にもなっており、観光の時はここを中心にルートを練るのが良いだろう。
もう一つ、有名なのがドラツ広場。
ここはクロアチア最大の青空市場。食材を見て回るもよし、お土産を選ぶのもよしだ。
イェラチッチ広場の目の前には展望スポットであるザグレブ360°
ビルの最上階からは名前の通りザグレブ市街を360度見渡すことができる。
ヨーロッパの主要都市といえばやはり教会建築を外すわけにはいかない。
もちろんザグレブも例外ではなく、とくに有名なものをいくつか紹介。
まずはザグレブ大聖堂。
ザグレブで最も大きい教会であり、市内で最も高い構築物である。
両端にある尖塔より高い建物を建てることが禁止されている。
続いて聖マルコ協会。
右側はザグレブ、左側にはクロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国の紋章が描かれている。近くには行政機関が多く、国家行事もよく行われている。
他には豪華な装飾が特徴的な聖フランシス教会。アレクサンドリアのカタリナ教会。などが有名か。
変り種では1700年代の大火の際に、奇跡的に無傷で残った聖母マリアのイコン(肖像画)を保存している石の門。
門の中にあるチャペルで保存されており、市民は通る時には必ず十字を切るという神聖な場所だ。
ケーブルカーの駅そばには中世の雰囲気を残す時計塔。現在でも正午になると大砲を撃って町の人に時刻を知らせている。
他に珍しいものといえばちょっと変わった博物館たち。
失恋博物館に拷問博物館。
そしてクロアチアサッカー博物館。
2018年W杯の大躍進は記憶に新しい。
もちろん歴史や文化を展示している正統派の市立博物館もおすすめである。