今日は2007年6月19日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたポルトについて調べてみた。
ポルトガル第二の都市、北部の中心都市である。
ポルトとはラテン語で港を意味し、ポルトガルという国名もこの地にルーツを持つ。
町並みはドウロ川の両側の丘に築かれている。一時はイスラム教徒の支配下にあったこともあり、現在でもその影響を垣間見ることができる。
ヨーロッパの旧市街のシンボルはやはり教会建築。
ポルトでいうと18世紀に建設されたグレリゴス教会とポルト大聖堂。
長崎の26聖人の祭壇もあるサン・フランシスコ教会。
教会群の次は王宮か。
アルハンブラ宮殿を模したといわれるボルサ宮殿はサン・フランシスコ教会のすぐ横にある。
海岸には大航海時代の砦の跡が博物館となったケイジョ城。
近隣には水族館も。
これもイスラム文化の影響らしい。
駅にはすばらしいタイル画が並んでいる。
この他にもサント・イルデフォンソ教会は1万枚以上のアズレージョが使われているなど、町を歩けばいろいろと目につくようだ。
壁があればアズレージョともいえるほどらしい。
駅からまっすぐ南へ向かったドン・ルイス一世橋は上は鉄道、下は自動車、歩行者はどちらも通行可能の大きな橋である。
歴史の古い町だけに様々な博物館や資料館があるが、変わったところではポルトガル最古、そして世界一美しい書店ともいわれるレロ・イ・イルマオン。
ハリーポッターの映画のロケ地にもなったらしい。
他にも特産品のポートワインやイベリア半島で最初に建設された市電なども見逃すわけにはいかないだろう。