今日は2011年9月23日放送の地球絶景紀行で紹介されたスロバキアについて調べてみた。
1993年チェコスロバキアから分離独立。
人口は約500万人。
国土の1/3が森林である。
続いて首都のブラチスラヴァについて。
ドナウ川に面し、オーストリア及びハンガリーとの国境に接している。
ウィーンから最も近距離にある首都であり、古来より結びつきが強い。
町の入り口はミハイル門。
現在でも城壁が残り、中は武器博物館になっている。
ドナウ川沿いに名所が固まっており、観光しやすい町である。
ドナウ川と市街を一望できる小高い丘の上に建つブラチスラヴァ城
マリア・テレジアも居住していた。
クラリシン教会やフランシスコ会教会など教会建築も数多い。
イエズス会教会は元々プロテスタントのための教会として建築されたため、カトリック系の教会にしては尖塔や派手な内装がない特異な建物になっている。
そして世界的にも珍しい青の教会(聖アルジュベタ教会)
アール・ヌーヴォー様式でもともとは高校の学内チャペルだったという。
市庁舎はもとハンガリー帝国大司教がいたプリマティア宮殿。大統領府はクロアチア人伯爵のグラサルコビッチ宮殿が利用されている。見学できる場所は限られているもののこれだけ宮殿が残っているというのは古都の多いヨーロッパでも珍しいのでは。
ミュージアムも数多いが、近隣に集中しているのでめぐりやすい。
もう一つ、街歩きしながら見過ごせないのが銅像。
下水道作業員をモチーフにしたユーモラスなのぞき屋チュミルの像。横には道路標識まで作られている。
ナポレオンの像や劇団員シェーネル・ナーチーの銅像も街を彩っている。
続いてスロバキア北部のスピシュ城
現在は廃墟だが、中央でも大きい城の一つである。
1780年に火災で廃城となったが現在もスロバキアを代表する堂々とした姿だ。
そしてポーランドとの国境に位置するタトラ山脈。
スロバキアのシンボルとして国歌にも「稲妻がタトラの上を走り去り」という一節があるほど国民に親しまれている山々である。