今日は2011年9月30日放送の地球絶景紀行で紹介されたブラジルのサンルイスとレンソイスについて調べてみた。
ブラジルのマラニョン州にある
ブラジルの貧富の差は南北間で激しく、特にこのマラニョン州の貧困率はブラジルで最悪となっている。
サンルイスはマラニョン州の州都であり、ポルトガルの植民地時代の建築が多く残る。
特に町のあちこちで見ることができるタイル建築が特徴的だ。
サンルイスからレンソイス・マラニャンセス国立公園へ向かう。
まるで違う惑星に降り立ったようなこの写真。
レンソイスはきわめて純度の高い石英で構成された砂丘のため、このように真っ白な姿をしているのだ。
これだけでもすごい景色だが、雨期になると地下水が上昇し、砂丘のあちらこちらにエメラルドグリーンの湖が現れる。
さらに不思議なことにその湖には魚が棲んでいる。
いったい乾季の間はどのように生き延びているのかは未だ不明とのことだ。
ここまでたどり着くだけでもなかなかの苦労を強いられるため、研究があまり進んでいない秘境である。旅慣れた強者なら一度訪れる価値はあるだろう。