浦臼町 ― 坂本龍馬とワイナリー ―

今日は浦臼町について調べてみた。

wikipedia:浦臼町

 

人口は2千人弱

石狩川国道275号線が南北に町内を縦断している。

居住地域は平野で水田の広がるエリアが多い。

町の西部は樺戸連山がこれも南北に走っている。

 

国道275号線と寄り添うようにJR学園都市線札沼線)が走っているが、浦臼駅新十津川駅間は1日わずか1往復の運行である。さらに北海道医療大学駅新十津川駅間は2020年5月をもって廃止となる予定となった。

 

浦臼町にある駅はすべて無人駅であり、於札内(おさつない)や晩生内(おそきない)など難読名でも有名?である。

 

道の駅は国道12号線沿い、鶴沼駅の近くに位置する。

駅の向かいには鶴沼公園があり、貸しボートやキャンプ場、温泉があって町一番のレジャースポットである。

また、カタクリやエゾサンゴサクの群生で写真スポットとして有名な浦臼神社もすぐ側にある。神社の隣にはいこいの森公園という開基100年を記念して作られた公園もあり樺戸連山の風景や運が良ければリスやキツネなどの動物観察も楽しめる。

 

また、すこし北に行くと田園空間博物館という歴史的農機具を展示した博物館もある。

 

歴史というと浦臼町はなんとなんとあの坂本龍馬と縁がある。

竜馬が計画していたといわれる北海道開拓。

本人は夢半ばにして非業の死に倒れるも甥の坂本直寛がその遺志を継ぎ、浦臼に居を構え農場を経営、石狩川の治水にも尽力したといわれる。

その後竜馬の養子という扱いになっていた直寛の兄、直が没し息子の直衛も北海道へ。

直寛は直衛に農場の経営を託すこととなる。

郷土資料館では彼ら浦臼の開拓の礎となった坂本家の遺品と併せて竜馬の資料も展示。

さらに、坂本龍馬家のお墓も町内に建っている。

※龍馬のお墓ではないですよ。でも龍馬ファンにとって浦臼町は聖地の一つといえるのではないかなと思います。

 

農業が主要産業の浦臼町

その中でも全国有数の収穫量を誇るのがワイン用ぶどう。

 

カントリーサインにもばっちり描かれている。

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ワイン用ぶどうと町の木である桜

北海道ワインが経営する鶴沼ワイナリーは日本一面積の広いぶどう畑を持っているらしい。直売店もあって景色と買い物を楽しむことができる。

 

また、神内ファームもなかなか有名か。赤毛和牛とマンゴーの生産で一時有名になったが浦臼の道の駅にあった直売所は閉店。砂川市のハイウェイオアシスで購入は可能のようだが、主力は東京への卸売りらしい。