今日は2007年7月31日の世界ふれあい街歩きで紹介されたブルガリアのヴェリコタルノヴォについて調べてみた。
まずはブルガリアについて
首都はソフィア。人口は約700万人。
古代よりローマ帝国、モンゴル、オスマントルコ、ロシア&ソ連など強国が入り乱れた地でもある。
遊牧民であるブルガール人とスラブ系民族が始祖とされる。
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第二次ブルガリア帝国の首都として栄えた。
もともブルガリア最古の集落とも言われ12~14世紀には最も強固な要塞であったが、その後は長い間オスマン帝国の支配下にあった。
市街地の中心を流れるヤントラ川と斜面に並ぶ建物が町の原風景。
ツァレヴェッツの丘にはかつての宮殿の遺跡が今も残る。
夏の夜にはライトアップショーも行われ、さながらテーマパークのようだ。
お土産を買うなら職人の工房が並ぶサモヴォドスカタ・チャルシャ。工芸品を見て歩くだけでも楽しいだろう。
郊外のアルバナシには80軒を超す伝統的な造りの家屋が並ぶ。
約半数が国の文化財だ。
一見質素な造りのキリスト生誕教会の内部は中世に描かれた極彩色の壁画で埋め尽くされている。
ブルガリアの古都を満喫するならここまで足を延ばしたいところだ。
ちなみにヴェリコタルノヴォは琴欧洲の出身地でもある。