今日は2011年10月14日放送の地球絶景紀行で紹介されたニューカレドニアについて調べてみた。
南太平洋、オーストラリア東方のメラネシア地域にあるフランスの海外領土である。
18世紀後半にヨーロッパの捕鯨業者や白檀の貿易商が盛んに訪れるようになる。
19世紀にはフランスが領有を宣言する。当初はイギリスにおけるオーストラリア同様の流刑植民地であったがニッケル鉱山が発見され、フランス以外からも移住者が増えた。
第二次大戦後も引き続きフランス領となる。独立を模索した時期もあったが、住民投票の結果独立は否決されたものの、自治権は拡大している。
コバルト、ニッケルの埋蔵量が非常に多い。特にニッケルの輸出は全輸出額の90%を占めている。
本島、ロイヤルティ諸島、チェスターフィールド諸島などから構成される。
火山の噴火によってできた他の南太平洋の島々と異なり、ニューカレドニアは古代のゴンドワナ大陸の破片である。人間の影響を受けながらも動植物共に固有の種が残っている。
世界第二位のサンゴ礁を持ち、ジュゴンの生息域にもなっている。
その美しい景色から観光も主要な産業となっている。
リゾート地の最高峰とも言われるニューカレドニア。
もちろんビーチで遊ぶだけでも何日でも過ごせるだろう。
ニューカレドニアのシンボル、アメデ灯台付近はウミガメの産卵地にもなっている。
ロイヤリティ諸島の中心、リフー島にパン島や満潮になると海に沈んでしまう無人島ノンカウイなど脳みそが蕩けてしまいそうなリゾート地ばかりである。