余市駅から国道5号線を南へ進む。
10分程度で隣町の隣駅である仁木駅に到着だ。
仁木町の中心部に位置し、余市駅と共に100年以上の歴史を持つ駅だ。
外壁にはさくらんぼを中心に、果物の写真がずらり。
フルーツの町である。
この辺りは平地だが、余市町の中心部と比べると山の存在感が大きい。
ホームは1面。
かつて2面ホームだった時代の名残は構内の更地の広さから推察できるのみだ。
歯が抜けたように建物が並んでいる。かつては貨物用の施設が犇いていたのだろうか。
駅舎の中には北海道芸術高等学校の生徒さんが描いた作品が展示されている。
元々は清水町に設立された学校だが、閉校となった仁木商業の校舎を利用することとなり移転してきたらしい。
さて、立派な駅舎を持つ仁木駅だが2013年以降無人駅となっている。
そのため、わがまちご当地入場券は近隣のコンビニで販売している。
国道沿いなので、わかりやすいだろう。
国鉄時代の車両が走る。
撮影場所はこの先の銀山駅~然別駅間、かなり山間部に進んできた辺りだ。
駅スタンプはぶどうと稲穂。
裏面は仁木町の農村風景。
どこまでも果物押しである。
いつか果物狩りに来ようと思っているのだが、なかなか実行できずにいる。