後志ぐるりと ― 寿都鉄道湯別駅跡 ―

田園地帯の広がる道道9号線を北上し、やがて寿都町に入る。

朱太川の対岸へ渡り、国道229号よりやや南に次の目的地、湯別駅跡がある。

 

 

駅跡は倉庫?物置?のような姿になっている。

 

駅名標は隣の生活改善センターに設置された。

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「ゆ」という字が特に独特な字体。

当時の駅名標を模したのだろうか。

 

 

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入り口のすぐそばに設置されている。

写真を撮りに来てここに車が止まっていたら悲しい。

 

黒松内町の大金鉱山から産出した鉱物の積み出しも行われていたそうだ。

 

 

この付近に見える木に覆われていない箇所が鉱山跡だろうか。

 

日本海に面した寿都町と内陸の黒松内町を結んだ鉄道ということで、海産物の輸送が主かと思っていたが、この黒松内町寿都町は鉱山が複数あり鉱物の積み出しも盛んに行われていたようだ。

 

寿都町史より

現役時代の湯別駅駅舎

 

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